人見知りの半引きほぼ無職、在宅中。

自分のことがよくわからない人の話。

変化の始まり

 

私の生活が変わり始めたのは一昨年の9月。

突然今までやっていた仕事がひとつ無くなった。

会社的にも、ひとつ取り引きが打ち切られたのだった。

物凄くショックだった。

自分が就職した時から関わり、任せてもらえていた仕事。

おそらく9年ぐらいは携わっていたのではないだろうか。

急に「9月で終わるから。10月からは別の会社でやるから。」と言われ、引継ぎもなくあっという間に他の会社に持っていかれてしまった。

打ち切られた理由はいろいろあったみたいで、大きくは自分の会社が、、、社長が悪いのだけれども。

最初は「仕方ないよな」って思っていた。

 

他の会社がやった出来上がりを見るまでは。

 

私の9年間。毎回毎回考えて、出来上がりを見て改良して、もっとこうしたら良いんじゃないか?と試行錯誤しながら続けてきた大事な仕事。

見た瞬間、悔しくて悔しくて号泣した。

それに今までやってきた自分たちに何の説明もなく、そして使っていた素材などをだまし討ちのように持って行かれていたことに、とても腹が立った。

やるならまっさらで、別物を作って欲しかった。

そしたらこんなに悔しくなることも無かった。

 

それから何回か見たが、見るたびに泣けてしまうのでもう見ることを止めた。

「自分から傷つきにいくとかバカみたい。私はもう関係ないんだから。」と思って。

 

っということがありまして。

そこから、何も考えずに生きてきた自分の生活に、少しずつ変化が出始めてきたのでした。